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医療法人社団誠馨会
千葉中央メディカルセンター

〒264-0017
千葉市若葉区加曽利町1835-1
TEL:043-232-3691
受付時間
午前8時15分〜

※来院前に必ず各科の診療時間をご確認ください。

看護師の一日の様子などもご案内

http://www.ccmc.seikei-kai.or.jp/

  • 当院は2012年10月に日本医療機能評価機構ver.6.0による認定更新をしました。

救急・集中治療科
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当院の救急科の役割
当院の救急科の役割

集学的な知識と技術を駆使し、
24時間体制で緊急性の高い疾患の治療を行います。

院内外の発生を問わず、回復すべき患者さまが確実に回復するようにサポートすることを第一の使命とする。各科単独の治療のみではなく、集学的な知識と技術を駆使して管理と治療に当たることを目的としております。

最近では、医療機器と臨床工学技士の充実により、安全で迅速な対応が可能となりました。臨床工学技士による人工呼吸器の厳正な管理のおかげでより安全に呼吸器の使用が可能となり、また、臨床工学技士による一般病棟の人工呼吸器のメンテナンスとセッティングによって、院内全体の管理の質が向上してきました。さらに迅速な血液透析の導入も可能となりました。
心筋梗塞患者のPCI後の循環管理、解離性大動脈解離の血圧管理、くも膜下出血患者の術後管理等、は言うまでもなく、入院患者さまの急変時には24時間体制で集中的治療にあたる体制が充実しております。

救急科の紹介

当救急科は平成21年1月に創設された、千葉中央メディカルセンターでは最も新しい診療科です。通常は主に当センターへ救急車で搬送された患者様を中心に診療させて頂いています。また他の診療科の外来受け付け終了後に救急車以外で直接来院された患者様にも可能な限り対応するように心掛けています。

なお、当センターは平成22年1月からは日本救急医学会より救急科専門医指定施設に認定されました。

救急・夜休日出入口 救急診察処置室 救急科専門医指定施設証
救急・夜休日出入口 救急診察処置室 救急科専門医指定施設証
救急科の基礎理念

当救急科では次の二大目標を掲げ救急医療において貢献していきたいと考えております。

  • 地域住民の健康と安心を支える救急医療を実践する。
  • 千葉市医療圏における救急医療体制の確立に貢献する。

基礎理念の実行のために

救急医療の診療は“3T”と略されるように
(1) トリアージTriage(傷病の重傷度及び緊急度から優先順位を決定)、
(2) トリートメントTreatment(処置、ここでは主に応急処置)、
(3) トランスポートTransport(場合によっては他の医療施設への転院搬送)

が主な業務です。

従ってあらゆる傷病において救急科で医療が完結することなく、他の専門診療科、場合によっては他の医療施設と連携をとりつつ患者様の真の利益を追求することが責務と考えております。
このトリアージTriageという医療行為そのものが救急医療効率を高めるシステムとなると考えておりますが、通常の診療と異なりいわゆる“予約順”ではなく、重傷度及び緊急度に応じた優先順位となりますので、救急科を受診したにもかかわらず優先順位が低い傷病に関してはより優先順位が高いものより先送りされるという現象が起こりえることを理解して下さいますようお願い申し上げます。

また救急科で行われる医療処置はあくまでも応急処置であり、内服等の処方も暫定処方であり長期処方はできません。
医療効率を高め可能な限り地域住民の健康を守れるよう救急科のみならずスタッフ一同で努力していきたいと考えております。

千葉市の医療圏の救急医療体制は千葉市消防指令によるシステムで運用されていますが、全国でも数の少ない、指令に医師が常駐し救急救命士をはじめとする救急隊員の救護を指導する体制を導入しています。
このように救急医療に携わる医師が救急隊員の病院前救護の質を保証することをメディカル・コントロールmedical controlと呼称しますが、この千葉市消防のシステムに積極的に参加し、地域救急医療体制の確立に貢献したいと考えております。

救急科これからの課題

昨今よく耳にする“救急医療崩壊”、この問題にも微力ながら解決のために尽力していきたいと考えております。

元々日本の救急医療体制は救急傷病事例を初期救急(入院加療を要さず外来診療だけで充分と考えられる傷病)、第二次救急(入院加療は必要であるが緊急性をもって加療を要さない傷病)、第三次救急(生命に危機を及ぼす傷病があり緊急の処置が必要なある傷病)の三大区分にトリアージTriageされることから始まります。

当救急科受診者のトリアージ区分しかしこのトリアージTriageはトレーニングを受けた救急救命士でも時に困難で、医療従事者以外の方ではほぼ不可能なことと思われます。このような状況下から生じた体制がアメリカの救急医療システムに端を発するER(Emergency Room;救急処置室の意)方式です。

この方式では軽傷から最重症まであらゆる傷病に対応する理想的な救急部署を有することが医療施設に要求され、人材的にも施設的にもかなり恵まれた環境でなければ構築は困難であることは間違いないでしょう。

現在の日本ではこのようなER方式を導入できている医療施設はごく一握りであり、難しいとはいえ病院前に救急救命士により初期から第三次救急にトリアージTriageし、各相当の医療施設へ搬送すべきとならざるべきでしょう。

図1に当救急科受診者のトリアージ区分を示します。

当センターは第二次救急医療を主に担当する医療施設でありますが、1ヶ月で受け入れる救急搬送及び直接来院事例約500件で、現実的には約74%が入院加療を要さない初期救急傷病であることがわかります。
この初期救急傷病の対応のために残念ながら受け入れられなかった救急傷病が少なからず存在しております。またこの初期救急傷病の中には救急車の適正な利用とはいえない事例も散見されます。

来院方法と重傷度区分次に救急車以外の方法で一般外来受け付け時間外に来院された事例に関しては、時間外に外来に直接来院される事例の方が有意に重傷度が低い傾向を示します(図2)。

救急医にとって最もストレスとなることの一つにあまりに繁忙であるが故に、ミストリアージをすることがあげられます。
前述した初期救急傷病を病院前にトリアージTriageし、病院間医療連携を円滑に運用して、少しでもいわゆる“救急車のたらい回し”が少なくなるようにすることが当救急科の使命と考えております。ご協力宜しくお願い申し上げます。

医師紹介

常勤医師

内野 正人

  • Masahito Uchino
役職 部長
専門分野 外科・救急
資格 日本救急医学会救急科専門医
日本救急医学会認定ICLSコースディレクター
日本外科学会外科専門医
病院前救護体制指導医(上級)
Member of Advanced Life Support Group
Major Incident Medical Management and Support Provider