学生のときに実習にきていて、看護の実際を間近で見たときに、患者さんへの対応の丁寧さ、スタッフ間のコミュニケーションの取り方、病棟の雰囲気がとても明るかったのでこの病院を選びました。看護師の皆さんが笑顔で患者さんと接していて、とても温かみを感じました。それを見て、私も患者さんに笑顔で接し、入院生活の中でも患者さん自身が笑顔になれるような看護がしたいと思い、この病院に就職を決めました。
看護部の理念が【笑顔と安心の看護】であるように、患者さんに笑顔で接し安心に繋げられるようにしているところだと思います。特に私の所属している手術室では、帽子をかぶってマスクをして、とても緊張している患者さんにとっては怖く、不安を与えてしまうような印象ですが、少しでも安心してもらえるよう、入室時に はマスクを外し、笑顔で挨拶するようにしています。また、術前訪間に行く際には帽子もマスクも外した状態で患者さんに会いに行き、「手術室でお待ちしていますね。」と伝えることで安心につながると思っています。患者さんが安心して治療に専念できるよう、笑顔で接することで支えになれればいいなと思います。
私の所属している手術室は、ホームのようです。先輩方は些細な相談事でも丁寧に指導してくださり、わからないことを聞きやすい環境です。また、手術室では学校ではそこまで詳しく勉強したことがない麻酔のことや、分野ごとの解剖生理など、新たな知識が求められます。私が1年目の時、何から勉強すれば良いかわからない状態でしたが、先輩に相談すると、今はどんな勉強が必要であるのかが明確になりました。コミュニケーションを密にとることができる環境であるため、わからないことをわからないままにせず、安全な看護を提供できるように心がけています。自分の知識がないことで大きな事故につながってしまう可能性がある職種であるからこそ、スタッフ間でのコミュニケーションはとても大切だと感じました。