呼吸器内科外来では、内科疾患の中で「胸部レントゲン異常」「長引く咳」「気管支喘息」「慢性閉塞性肺疾患」「睡眠時無呼吸症候群」等に対する診療を行っています。睡眠時無呼吸症候群については検査と治療を行う体制を整えています。火・金午後には、「胸部X線精査」専用外来を設けております。
なお、気管支鏡検査等の専門的な精査は行えないため、必要な場合は近隣の高次医療機関に紹介しています。間質性肺炎および肺がんの精査治療は行っておりません。自然気胸の治療には対応しておりません。マンパワーが足りないため、内科系疾患の「呼吸器内科宛て」の救急・入院依頼には対応しておりません。内科系疾患の救急・入院依頼は、地域連携室にご相談ください。
火・金午後に、「胸部X線精査」のための特別な外来枠を設けています。受診当日に低被曝(通常CTは3-5 mSv、経過観察CTは1.6 mSv)・高画質で撮影可能な320列CTで撮影(薄切り1mmスライス施行)を行い、原則3-7日以内に外来で結果を説明できるような体制としております。
肺がん検診の精密検査としては、まず胸部レントゲンの異常陰影に対して胸部CT検査を行い、肺がんが疑われる所見があるかどうかをFleischner Societyおよび日本CT検診学会等のガイドラインに準拠して診断を行います。CTで肺癌が強く疑われる場合は、診断のために気管支鏡検査や経皮針生検、胸腔鏡による手術等が必要なため、近隣の高次医療機関(呼吸器内科、呼吸器外科)に御紹介します。陰影が小さく肺がんかどうか不確定な場合は、呼吸器内科外来でCTによる経過観察を行い、陰影の増大などが観察される場合は高次医療機関に紹介いたします。健康管理センターで開始した「超低線量CT肺ドック」と併せて当科のテーマである「肺がんの早期発見」に努めて参ります。
健康管理センターでは、2024年4月から、単独の検診として「超低線量CT肺ドック」を、人間ドックのオプションとして「超低線量胸部CT」を開始しました。超低線量CT肺ドック(超低線量胸部CT)では、胸部レントゲンでは発見できないような、より小さく早期の肺がんを発見できることができます。当院では、Canon社製の最新の320列CTを使用することで、0.5 mSv (胸部レントゲン正面+側面の線量の数倍程度)と超低線量での撮影を行っています。
潤間 隆宏 Takahiro Uruma
役職 | 呼吸器内科部長 |
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専門分野 | 内科、呼吸器内科、人間ドック |
資格 | 医学博士 日本呼吸器学会呼吸器内科専門医・指導医 日本内科学会認定内科医 日本内科学会総合内科専門医 日本人間ドック学会認定医 肺癌CT検診認定機構肺がんCT検診認定医師 インフェクションコントロールドクター |
濵田 哲郎 Tetsuro Hamada
役職 | 非常勤医師 |
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専門分野 | 呼吸器、胸部疾患 |
資格 | 日本外科学会認定医 日本消化器外科認定医 (身体障害者福祉法) 呼吸器機能障害指定医 腎臓機能障害指定医 肢体不自由指定医 (厚生労働省) 麻酔科標榜医 |
久金 翔 Kakeru Hisakane
役職 | 非常勤医師 |
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資格 | 日本呼吸器学会呼吸器専門医 日本呼吸器内視鏡学会呼吸器内視鏡専門医 日本内科学会総合内科専門医 日本臨床腫瘍学会がん薬物療法専門医 日本がん治療認定医機構がん治療認定医 |
受付時間 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
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午前 8:15~11:00 |
- | 潤間 隆宏※1 | 潤間 隆宏※1 |
久金 翔 | - | - |
午後 13:00~16:00 |
濵田 哲郎 (完全予約制) |
潤間 隆宏 (胸部X線精査、 CPAP外来、 無呼吸外来) (完全予約制) |
- | 久金 翔 | 潤間 隆宏 (胸部X線精査、 CPAP外来、 無呼吸外来) (完全予約制) |
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月曜日と金曜日は、完全予約制のため、予約のない患者さんの受診はできません。 ※1 電話予約枠を設けています。 |
休診・代診日 | AM/PM | 診療科 | 医師 | 備考 |
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12/4(水) | AM | 呼吸器内科 | 潤間 隆宏 | 休診 |
医師の急な都合により、休診情報を掲載できない場合がございますので、ご了承ください。