2020年修了　F

学生の病院実習の際に、千葉中央メディカルセンターで初期研修をされていた先生に出会い、「もう一度マッチングがあるなら自分はここしか受験しない」といわれ、非常に興味を持ちました。その後、実際に病院見学をさせていただいた際に、研修医の先生が非常に楽しく充実した研修をされている姿や、上級医の先生が研修医の先生と非常にフレンドリーに接している姿、コメディカルのスタッフの皆さんが見学の学生である自分にまで挨拶をしてくださったことなどから、非常にあたたかい職場である印象を受け、自分もその一員として働いてみたいと思いました。

上級医の先生方は常に優しく熱心な指導をしてくださり、気兼ねなく相談できる環境にあることが一番の魅力だと感じました。やる気を出せば色々なことをやらせてくださり、そして困ったときにはすぐに手を差し伸べていただき、本当に感謝の気持ちしかありません。当直中にも多くの先生のお力をお借りしながら、多くのことを勉強することができました。また、看護師、放射線技師、検査技師、薬剤師、理学療法士などコメディカルのスタッフの方々も非常に診療に協力的で、どんな時でも力になっていただきました。もちろん研修医の先輩や研修医OBの先生方も非常にやさしく、仕事終わりには度々飲みにつれて行っていただき、本当に楽しく充実した研修生活を送れたと思います。学生の時にお会いした先生の言葉は間違っていなかったと改めて感じました。

大学の整形外科の医局に入局し、これまでとは違う“主治医”として、今まで以上に責任ある立場で診療に臨んでいます。術前の準備や実際の手術、そして術後管理など、千葉中央メディカルセンターでの研修を糧に、常に主体的に考えながら診療にあたるように心がけています。

整形外科医としてまだまだ駆け出しですから、毎日新しい発見があり、勉強の日々です。今研修させていただいている病院の院長の「初診から元気に退院するまでが治療」という言葉を心に刻み、千葉中央メディカルセンターの理念である“信頼と奉仕”の心を忘れず、整形外科医として、また、一人の医師として一人前になれるよう日々努力を続けていきます。

自分が伝えたいことも一つ、「もう一度マッチングがあるなら自分はここしか受験しない」です。